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白馬三山


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色々ありまして今年も白馬へ…。








ようやく梅雨が明け台風も去り、晴マークの並ぶ週末がやってきた。いよいよ夏山シーズンのスタートだ!今年は7月の天気が終わっていただけにとても楽しみにしていた今回のハイク。本来ならば双六小屋で日本各地から集まった友人達と楽しむはずだったんだけど…


金曜から笠ヶ岳に入っていた先発組が落雷の被害に遭ってしまった。幸い大事には至らなかったみたいだがギアはかなりの被害を被ったと聞いた。写真を見たけど本当に恐ろしい。ああいうの見ると自然の猛威に人間なんてなす術無し!である。マジで命あって良かったと思う。


…そんな事があったので皆さん下山するとの事。なので我々は我々で動く事になった訳です。元々行く予定だった双六岳周辺はGPVで見る限り夕方ヤバそう。でも後立山連峰は雨雲が掛からないようだ。


降ると分かってて突入する程ストイックでは無いので大人しく白馬に転進を決めた。まぁ僕は何度も来てるのであまり新鮮さは感じないけど…三山縦走なら久し振りだし。なにより天気さえ良ければもはやどこでもいいw


土砂降りの猿倉で1人呑みを決め込み、朝、東京チーム(タカさん、マサシさん、男長、オトちゃん)と合流。車2台によるワンウェイ縦走のスタート地点、栂池に向かう。最近タカ&ウブの車2台スタイルがキテますw



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アホみたいに混んでるゴンドラ待ちに並ぶ。ハイカーはかなりの人数だろう。初日は白馬大池までの超ユルユル行程だが如何に…。



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ゴンドラ→ロープウェイと乗り継ぎ、登山口へ。すでに稜線が見えていて今日は間違いないと予感させる。


あ、今回は大量に写真があるので無駄に多く上げます。なにせみんなからもらった分もすべて合わせて400枚くらいあるのでw



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一歩トレイルに踏み入れればそこは人人人…。さすがメジャールートだ。適度に抜きつつ高度を上げていく。いつもならイライラするところだけど、何てったって白馬大池に行くだけだ。しかもまだ8時半過ぎwww



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天狗原から露岩の急登を登り、雪渓を越えるとこの景色。栂池からのルートは初めて歩いたけど素晴らしいな!僕はというと白馬はほぼ蓮華温泉からなのであちらのつまらないルートに比べれば雲泥の差だw



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さすがに全員余裕www



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そして白馬乗鞍岳へ。なんとまだ10時前!どんだけユルいんだよ…。しかもテン場まではあと10分くらいw



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そしてすぐに白馬大池が現れる。ため息が出る美しさよ…。最近まともな青空見てなかったけど晴れた山の景色ってこんなにも美しかったんだよな〜としみじみ思う。



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水もロケーションも綺麗。こりゃあ酔っ払ったら泳ぎかねない…。マジで注意しないとだw



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さぁ白馬大池山荘は目の前!この暑さ、早くBeerが飲みたいぜ!!



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という事でさっさと受付を済ませて乾杯。久しぶりのAMビールは染みたw やっぱり青空の下で飲むビールは最高だなぁ。美味い美味い!



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今回はもともと大勢でのテン泊だったので幕はシェアって事でした。なので僕は男長のメガライトを間借りで。中には Rab Alpine Bivy を仕込む。これでもし雨が降っても問題無し!



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それと今回、発売されたばかりの山と道 UL Short sleeve shirt と、ずっと欲しかった(パンツそのものというよりもこの色のパンツ)5-Pocket Long Pants を試してみた。

シャツに至ってはマサシさんと完全に被ってしまったがw Tシャツよりも薄いこのシャツはとても涼しく大好きなベージュで気分もアガる。素肌に着て汗をかいたら張り付くと思うので一気に不快になると思うが、普通はスキンメッシュなどのベースの上に着るだろうから問題は無い。

パンツは…まぁこの時期はどんなに薄くても半パンの方がいいよね。2日目はこれを履き通したけどさすがに暑かったw

両方ともに言えるのは耐久性が心配なので雑には扱いたくないかな〜と。いきなり破いたらそれはショックだろうし…



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お昼を過ぎた頃にはテントの数もハンパない事に。次から次へとハイカーがやってきて池のほとりまでパンパンに埋まっていった。早くきて良かったな。


まぁこれだけ人がいると変わった人もいるわけでして。まずは僕らのとなりのオッちゃん。酒豪らしくどんどん酒をかき込み「僕ちゃん」「ボディコン!七味!!」「僕ちゃん冷酒いきまーす!」とイミフな事を連呼していた。「アムロいきまーす!」に至っては3回は聞いたわ…。巻き込まれたくないのでもちろん放置w


もう一人はテントおじさん。タカさんのテント(しかも出入口側)にビッタビタに付けて設営しようとしてたので注意したところ、いまいち話が通じず挙げ句の果てにそちらが張り直してくれないか…と言い出す始末。周りにまだ空いてるとこあるのにな。見兼ねた隣のパーティーが他の場所に連れて行ってくれたが。非常に困った人だった。



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暇な午後は池のほとりでトーク、水切り、テントの中で昼寝などなど思い思いに過ごす。タカさんは何故かパンを握りしめて寝てた。お腹減ってたのかな?w



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特に男長が撮ってくれたこの1枚はかなりお気に入り。完全にアー写ですよこれwww



ビール4〜5本飲んでいい気分で夕方を迎える。どうせなら沈む夕陽を見に行こうよ!って事で雷鳥坂へ。



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夕陽なんて見たのいつぶりだろうか?雪倉岳に沈むそれはとても美しくここ最近の梅雨空を帳消しにしてしまう程だった。しかしそんなロケーションの中話してたのは誰かのゲスい色恋沙汰だったようなw


とまぁこんな感じでそろそろ戻ろうか〜なんて思いつつ上を見るとこんな時間にまだハイカーが降りてくる。ん?しかもULハイカーっぽいぞ?近くまで来たらそれトシ君でしたw

なんでも朝日小屋から歩いてきたとの事。写真撮りまくって遅くなったそうで。いかにもトシ君らしいw



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記念に1枚!お連れの女性は前回尾瀬で酔い潰れてたところを目撃してたみたいで恥ずかしかった…。どこで誰が見てるかわからないし気を付けなければと思ったがまぁ無理だろうorz



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奇跡的に僕らの隣が空いてたのでトシ君パーティーに張ってもらってしばし談笑。その頃には空は真っ赤に焼けてくれてこれがまた美しかった。



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楽チンだったけど最高の1日だったよね!このメンバーは会話の内容も粋で本当に居心地がいいw



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確か20:30くらい?にシュラフに潜り込んだ。池の側らしく寝る前からすでに結露が始まっている。でもまぁ Alpine Bivy にミニモキルトをINして問題無し。イヤホンしてそのまま眠る事が出来た。すぐ眠れると本当に嬉しいw




翌朝。


3時にアラームをセット。出発は5時の予定だけど久しぶりに星が撮りたくて早起きした。ジッパーを開けて外に出てみると想像以上の満点の星空が!しかもヘッデンも2〜3個しか点いてないしチャンスとばかりに撮りまくる。



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天の川までクッキリと見えてこれまた久しぶりの星空に感動。早起きした甲斐があったってもの。しかも10分くらいでヘッデンの数もドーンと増えてタイミングもバッチリでした。



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予定通り5時に出発。今日は昨日のゆるゆる行程とは違い白馬三山を越えて鑓温泉経由での下山。まぁまぁハードなので気合い入れて行きます!



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まずは白馬大池の上からの御来光。今日もいい天気になりそうだ!



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何度も歩いてるけどやっぱり白馬大池からのルートは景色がいいな。下界は雲海だけどまだまだガスが上がってくる気配は無く遠くの山もハッキリと見える。



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ここからオトちゃんはやんごとなき事情により先行。マジでやんごとねぇ。



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ハイカーでごった返してるのは小蓮華岳。個人的にはここからのトレイルがこのルートのハイライトだと思う。



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いいねぇw



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朝日岳へのトレイル。去年パーフェクトな条件で達成してもうしばらくいいやと思っていたけど、もうまた歩きたくなってる。それだけ素晴らしいトレイルなのだ。



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白馬岳に到着。いつもスルーしていたからここに来たの3年ぶり?か。途中、恐ろしい数のハイカーとスライドしたけど北アルプスでこれほど混んでるのは初めてだ。あ、立山の方が凄かったかw



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白馬山荘へ向かいます。こちらに下りてくると人が一気に減るw



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白馬山荘ではみんながコーヒー飲み始めたので外のテラスで剱岳を眺めながらボケーっと。ちょっと寒かったけどこういう時間は贅沢だなぁ。最近仕事が忙しかったし。



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結構長めに休んで次は杓子岳に向かう。杓子岳も鑓ヶ岳もガツンと下ってドーンと登り返すのでここはまぁまぁキツいところ。



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少し離れたところから見る白馬山荘はどこか要塞のように見える。よくこんなところにあんな巨大なのを建てたよな〜と感心する。



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杓子岳に向かっていると前方から如何にもなハイカーが下りてくる。ん?あのシルエットはもしや…



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同じグンマー県民、僕らの尊敬するマァさん!!まさか白馬で会うとは!インスタやレース会場では見かけた事があるものの、ちゃんと話をさせてもらうのは今回が初めてでした。扇沢から後立山連峰を2泊で縦走してるらしく今日は朝日小屋まで行くとの事。初日も扇沢から唐松小屋までというかなりのハードスケジュール!!やはり凄い…。僕らも見習わなければな!とお互いの無事を祈り別れた。



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そして杓子岳は目の前!全面ガレのこの山はなかなかの迫力だ。



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登るのも急ですよw



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敢えて巻道を使わないという意識の高さを見せつつ杓子岳の山頂へ。気持ち良すぎて思わず古のエッグポーズw



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ここまで来ると気温も上がりガスも上がってきた。そして白馬岳は飲み込まれこのあと姿を見せる事はありませんでしたorz



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その代わり何尾根だかは分からないけどこの尾根はいい感じだった。すごい雲!



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それにしても杓子岳ってこんなに狭かったっけ?船窪の辺りみたいにどんどん山頂部が後退してんのかな?ちょっと玉ヒュンだったw



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そして鑓ヶ岳へ。ここからの鑓ヶ岳は存在感抜群で前回も感動した覚えが。男長も思わず古のエッグポーズwww



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鑓ヶ岳の登りもまぁまぁ長い。しかしこちらから眺める杓子岳もカッコいいな。



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で、山頂に着。意外と消耗してて食べないだろうなぁと思いつつも持ってきていた行動食がどんどん減っていく。まぁ暑いからね、仕方ない。



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だいぶ雲が上がってきた…。でもまぁここまで来ればもう未練はないな。さっさと下りてしまいましょう。まずは鑓温泉との分岐へ。



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下りながら振り返ると相変わらずのグレーマウンテン!!



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唐松岳と鑓温泉の分岐だ。唐松岳から不帰嶮を越えてくるのも早くやりたいなぁ。時間さえあるなら祖母谷とのルートを絡めつつ。



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分岐からは一気に標高を落とす。しかし標高が下がるにつれ風が無くなり気温は上がる。景色も何も無くただただ暑い。そう、修行の始まりであるorz



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下の方まで来ると鎖場なんかもあったりする。この辺りの岩は蛇紋岩だか何なのか分からないけどよーく滑るw



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無心で下り続け鑓温泉に着いた。時間は12時半過ぎ。残念ながら温泉には入らない。いや、ここで入ったらこの先の修行トラバースをやる気が失せてしまうだろうw

でもまたここには一泊で来たいな。何度も風呂に入るの最高なんだよなw



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そしてHMG集団に遭遇。グイグイ来て恐れ慄いた…。家に帰って嫁に女らしくあれ!と懇願したのは言うまでもないwww



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さて。あとは猿倉に下山するだけなんだけど長〜〜〜〜いトラバースが待っている。灼熱の陽射しの中、涼しいのは写真の設計のみで杓子沢の橋を渡るともう雪渓も無く、ひたすらクソ暑いトレイルを歩き続けるしかない。小日向のコルからは下りだがこれもまた長い。手拭いを濡らし豆絞りスタイルで暑さを紛らわしようや〜く猿倉に下りてきた。



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鷹さんはもはや憔悴…。チョコモナカジャンボで癒されて八方で温泉入って我々の白馬といえばのアンクルスティーブンスへ。



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生中(ノンアル)で下山の乾杯!ノンアルをジョッキで!とかマジでイケてるw



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朝食以降、誰もまともな物を食べてなかったのでめちゃくちゃ美味かった!!!で、とりあえず食いまくっといたw


最後は栂池に鷹さんはカーを回収しに行って僕は一人寂しくグンマーに戻ったのでした。


久しぶりの快晴ハイクは紆余曲折あり場所も人数も変わってしまったけど結局は楽しかったのでOK!今シーズンはもう週末の雨いらない…と書いてる今も台風が3つ。盆休みは大丈夫なのかよ…



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おしまい



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あ、焼け過ぎました。4000円もする日焼け止め買いました。盆休みは焼かないゼッタイ!!














by gyalic_18000 | 2019-08-07 18:17 | 北アルプス | Comments(0)

記録用の備忘録。文才無し!故に文章長い!


by gyalic_18000
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