雨からの逃避行

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困った時にはそう、東北がある!!











今年のお盆は怒涛の9連休。前半はフリーで長く山に入れるし12日~15日でまだ行ったことのない黒部川源流域の山を3泊で周り、百名山を4つ踏破してくるという贅沢プランを予定していた。いつもは天気予報とにらめっこしてヤキモキする僕も、ヤマテン有料会員に送られてくるお盆休みの各山域の天気予報が比較的良かったし呑気に当日までの日々を過ごしていたw まぁここのところ天気をまったく外してないしいわゆる楽観視というヤツww


11日。準備も終わってるし、家でダラダラしつつ大好きな甲子園を見ながら何気な~くインスタをチェックすると、北アルプスはどこもかしこもガッスガスで終わってるというポストをいくつも見た。慌てて予報をチェックするとまさかの台風の影響でどこもかしこも悪くなっている...。これは要相談だなorz


夜、最寄駅で男長を拾いしばし作戦会議。確かに天気は悪い。でもまぁ1泊なら許せそう。しかし我々は3泊だ。そして僕らは天気が悪いと分かってて突っ込むストイックさは一切持ち合わせてない。とりあえず天気の悪い北アは候補から外した。南ア、中央アもチェックしたけど似たようなものだ。アルプスが全滅なら東北はどうだ?


な、何?晴れだと!?


さすが東北、下田山塊辺りから北は軒並み晴れ予報。それなら無理にアルプスに行かなくても東北に行きましょう!そういえば前にもこんな事あった。鳥海山に行った時だ。あの時もアルプスにフラれて東北でしたw


最初はまだ登ってない大朝日岳に行こうと思ったけど、あそこはテントが張れないんだよな。盆休みだし他が雨予報だし小屋は混んでそう。それなら4年前に色々とあった飯豊にしましょうと。いわゆるリベンジというヤツですねw


土砂降りのグンマーを脱出し、下山してきた後のプランを画策しつつ関越を一路新潟へ。そう、東北は天気がいいと言っても12日と13日だけなので山は一泊二日、降りてきた後の計画はとても重要。まぁこの時点ではあんなに楽しいことになるなんて思ってもいなかったんだけど。


深夜、トレイルヘッドの飯豊山荘に到着。ルートは4年前と逆回り、梶川尾根から入りダイグラ尾根で降りてくるってやつ。マイカーハイカーが飯豊を満喫するならこれがベストでしょう。翌朝の晴天を確信し、クラフトビール3本で勢いつけて就寝www




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翌朝は7時に出発。天気は予報通り最高だ。谷底のせいか気温も低くて爽快に登れると思いきや…




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梶川尾根に入った瞬間、日が差してきてめちゃくちゃ暑い!しかも無風。そして絶望的な急登…




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結果、図らずも尿漏れクソ野郎状態にw


いや、ほんと殺人的な暑さで死にかけた。こんなに全身滴るほど汗をかいたことはない。ちなみにこの尿漏れショーツはHoudiniのなんちゃらライトショーツ。ピッタリ目のフィット感だけど薄くて快適ですよw




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途中にある五郎清水は生き返る美味さでした!冷たくてマジで美味い!ただし水場まではそれなりに下らされるw




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恐ろしい急登が終わるとようやく森林限界突破で梶川峰。ほんとやっと解放された感じだ。さっきまでは感じなかった風が心地よく吹き抜けて一気に涼しくなった。




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快晴で最高!飯豊の稜線は少し秋の雰囲気を感じた。爽やか過ぎて北アに強行しなくて良かった〜と思ってしまうw




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飯豊らしく花もたくさん咲いていた。ハチが来たので思わずパシャリとwww




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これから進むであろう飯豊本山への稜線。やはり格別だ…が、しかし…。




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いざここまで来てみると飯豊本山へのトレイルよりもさらに北、朳差岳へのトレイルがすごく良さそうに見えてきた。




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ん〜いいなぁ。こっちはまだ行ったことがない。飯豊は何気に電波が届く所があるので頼母木小屋でビール買えるかチェックしてみると1本…いくらか忘れたw けど買えるみたい。


正直弥平四郎から入ってワンウェイで抜けるなら嫌が応にも通るルートだけど、僕らはマイカーハイカーなのであえて行かないとこの先行くこともないだろう。しかも逆周りとはいえ飯豊本山へのルートは歩いた事がある。




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それならより魅力を感じるトレイルを歩いた方がいいでしょ。門内小屋とは逆、頼母木小屋目指して進路は北へ。




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飯豊らしいたおやかな稜線はどこまででも歩いていけそうな雰囲気。草原っぽい山って実際近くまで行ってみるとただの笹藪だったりすることが多いけどここはリアルな草原で思わず寝ころびたくなるレベル。最高ですね~やっぱり晴れですよ、晴れ!!




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お昼過ぎくらいに頼母木小屋に到着。まぁ主稜線にさえ乗っちゃえば飯豊は快適ですから。のんびり歩いて1時間強くらい。




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とりあえず料金払う前に設営しちゃいなよって小屋番さんが言ってくれたので多分平ヶ岳以来のクフの共演www 多少ななめだけどフッカフカの草の上で張れた。




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って事で恒例の乾杯。500ml缶は1本1000円也!ドバドバ出ている水で冷やしてあるので最高にウマい!...けれどあまりに汗をかき過ぎたせいかビールよりもコーラだったか~と今にしてみれば思う。あ、もちろんコーラも売ってましたよw




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しかも小屋番さんの御好意で素麺までいただいちゃったりして。ちょうど冷たい麺が食べたいって思っていたところだからクッソ美味かった!!




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時間はたっぷりある。水場の源流まで行き汗まみれの服を洗ったり(クソ遠いのでオススメはしない。僕は行って後悔した)小屋にいた女の子と男長が絵心勝負をしたりで時間をつぶす。ちなみにこの絵心クイズで30年以上付き合っている男長の驚愕の絵心の無さを知ったwww




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夕方、日本海に沈む夕日を眺めに頼母木山まで。




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海から吹き上げる風で体感温度は10度以下。かなり寒かった。




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誰もいないし夕日はきれいだし言うこと無し。




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テン場に戻ってきてサンセット。いい一日でしたw




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19時過ぎても空が焼けていたので随分眺めていて、20時過ぎくらいにシュラフに潜った。風は強かったが気温はそこまで落ちずミニモキルトで快適快眠。珍しくよーく眠れた (嬉)





翌朝。



4時過ぎに起きてコーヒーとスープで出発準備。シェルターは張りっぱなしにしておいて朳差岳をピストン、戻ってきたら朝食を摂って下山って予定だ。




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日の出。今日は昨日よりも雲が多くどんよりしている感じ。小屋番さん曰く、台風の影響で天気が変わったらしく午後から崩れてくるそう。せっかくのお盆だというのに憎い天気だよ、まったく。




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早朝出発の朝一トレイルは気持ちがいい。ストイックなスピードハイクだったので朳差岳の巨大な山容がどんどん近づいてくるw




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鉾立峰。このピークの前後はキツいスイッチバックになっていて朳差岳までの1番キツいセクションでしょう。




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朳差小屋は抜群のロケーション。正直ここでも良かったかな。水はなんだかんだで常に出てるって頼母木小屋の小屋番さんが言ってたような。テント張るのは…結構厳しいかも。あと物は買えないと思う。




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飯豊連峰最北端、朳差岳!




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南も北もいい眺めだ。小屋で酒が買えるなら最高の場所でしょう。

一応これで飯豊本山から朳差岳までは繋がった。あとは弥平四郎までだけど、あれ歩く時が来るのか?やるなら未踏の大日岳ピストンの時かなw




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名残惜しいけど戻りますか!この北の方の眺めがまた素晴らしい。帰りもルンルンってヤツw




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小一時間で戻って来れたので遅い朝食にしますか!僕ら以外のハイカーは小屋番さんの仲間を除いてみんな出発した後だった。まぁ僕らあとは下山するだけですから遅くてもOK!!




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地神岳北峰より頼母木山と朳差岳。いや~ほんと名残惜しいな!でも写真見て分かる通り雲が多く、いかにも雨が降りそうな感じになってきたのでさっさと下ってしまいましょうw




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帰りは丸森尾根で降りたんだけどこのルートもまた渋い。上から来ると疲れMAX状態の時にガレ場の下りを通過することになるので注意が必要だと思う。

前回、梶川尾根を下った時は俺の膝爆弾、腸脛靭帯炎がすぐに発症してかなり苦しめられたけど、さすがに今回は似たような丸森尾根をいいスピードで下っても問題無し。4年も前だし分かっちゃいたけどこれは嬉しいwww



急ぎ足で下ってきたので11時には飯豊山荘に降りてこれた。荷物が軽いってのは今更ながらこういう急なトレイルを下る時、かなりのアドバンテージになるなーと再認識した。まぁ夏だし荷物軽いしもっと小さいバックパックでもいいんですが…




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あえての OGAWAND OWN で。

backcountry geekers equipment のタカシ君にお願いして作ってもらった後付けエクステンションポケットが調子良すぎてついつい担いでしまう。実はこの間の穂高縦走でもこの組み合わせでした。


カラーも黒ダイニーマでカッコいいし、やっぱり外付けポケットって便利なんですよ。行動食とかトイレセットとか入れておくのに。固定のギミックも考えられてるし縫製はめちゃくちゃ綺麗だし言う事なし!早くもっと荷物の増える時期、それにバックカントリーで使ってみたいなーと思ってますw


(OWNはオーダー時に言えば多分外ポケット付けてくれると思いますが、僕は無しのスッキリした見た目が好きだったので付けなかっただけです)




飯豊山荘で風呂入ってここからはお盆休みの2ラウンドの地、新潟市へ向かいます。



実はせっかく新潟を通るんだから新潟市内寄りたいよね!って話になってダメ元でドンさんに連絡したら予定をずらして来てくれたんです。しかも当日連絡にもかかわらず、オオハラさんまで!ほんとみんないい方で俺たち幸せ者ですよw




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まずは川沿いのやすらぎ堤で一杯。気持ち良さそうだけど実際はクッソ暑いw




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これ作者が憤慨してるらしいが思わずやってしまった 笑 しかもヒルナンデスの撮影クルーがいて撮らせて下さいなんて言われてしまうw 映るかどうかは微妙だけど8/28か9/11の放送だそうです。もし映ったら2年前の水害インタビュー以来www




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そして新潟市に来たならBetter Holiday!最近オープンしたムラヤマさんのお店で、ついこの間インスタで「新潟市行ったら遊び行きまーす!」なんて言ってたのにこんなに早く来れるとは!

新潟市内にはこういうショップはなかなか無いらしいしグループランもやってるみたいなのでこれから盛り上がりそうだ!

そしてやっぱり僕にはジェットキャップみたいな型のキャップが似合わないんだなーと再確認した次第orz




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夜はみんなで飲み!これ飯豊にいた時からめちゃくちゃ楽しみにしてましたから。やっぱり知らない土地の飲み屋に行くのは最高に楽しいw




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やっと食べる事が出来た鶏の半身揚げ。カレーに胡椒にガーリックに蒸し鶏にクッッッッッソ美味い!今まで食べた鶏料理でNo,1かもしれない!





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夜の新潟市をブラブラして…




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〆のへぎ蕎麦!深夜の蕎麦もクッソ美味いw




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新潟市最高かよ…ww


そのままドンさんの家に泊めてもらい朝ラー決めてグンマーに戻った。




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バスセンターのカレーは食べれず。だってこの行列ですからorz お盆休みハンパねぇ!



皆さんには突然の訪問にも集まってもらってほんと嬉しかったです。また行くので遊んでください!とりあえず新潟市は第2の故郷って事にしておきますwww



そんな感じでお盆のハイクは天気良し、アフターも良しと、寧ろアルプスの天気が悪くて良かったんじゃないか?って思ってしまうほど充実して楽しいものになりました。やっぱり改めてInstagramってすごいな〜と思わされた。やってなきゃこういう事には絶っっっっ対にならないし。




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翌々日のガレージバンド1日限りの復活祭picでおしまいw


























by gyalic_18000 | 2018-08-23 00:40 | 東北の山 | Comments(0)

軽めの道具で山を歩いたり走ったりする男のブログ


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