奥秩父

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峠から峠プラスαの旅。








残雪の谷川馬蹄形を周ろうかなと思っていたんだけど、直近で行ったアルピニスト君から「踏み抜き地獄で撤退しました!」って情報を得てしまった。彼は土合から巻機まで一気に抜ける計画だったらしいがジャンクションピークで引き返してきたらしい。そうなると厳しいか...。でもまだ雪山に行きたいしな~野反湖に上がるR405が規制解除になったから上ノ倉山か佐武流山もいいな~でもクソみたいに気温高いしどうせ踏み抜き地獄だろうしな...



よし、奥秩父にしようwww



2年半くらい前に雁峠から甲武信ヶ岳まで行こうとして天候不良で雁坂峠から降りちゃったしな。あの区間はまだ繋げてないし奥秩父主脈のセクションハイクとしよう。腑抜けた体に喝を入れなきゃなんで距離も歩きたかったし。




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初日は雁坂小屋まで。まぁ掛かっても4時間位だと分かっているので10時前くらいに出発。道の駅みとみから見上げる鶏冠山~木賊山の稜線は予報通り晴れていてとてもきれい。気温は夏日だって騒がれていたけれどここは標高高いので涼しく爽やかな春の陽気だった。



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亀田林業の林道は相変わらず変化に乏しくつまらなく長い。新緑や冬眠明けのガマなんかを見ながらトボトボと登っていく。




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雁峠に着いた。やはりめちゃくちゃいい所だ。とりわけ、笠取山がきれいな三角でカッコいい。


でまぁここまで来たら別に笠取小屋でも良くないか?もうお昼だしテント張って飲んで昼寝でもしちゃえば...と悪魔が囁く。確かに笠取小屋で張ったことは無いからねぇ。でもGW前半は足尾にて久し振りにカリッカリに削ったUL装備でファストパッキングしようと思っているし、ここで誘惑に負けたらダメだ!と言い聞かせ燕山への登りへ進む。



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小さな分水嶺で飲むのはまたいつか!



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一番気温の高い時間帯なのでかなり暑い。温度計を見ると20度位ある。稜線上だし風が抜けてくれるからまだマシだけど。その高い気温のせいか景色は霞んでいた。



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このルートを歩くなら古礼山は巻かずに踏まないとねw



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ぴったり4時間で今日の宿、雁坂小屋に到着。んーやっぱり弱ってるな。確か前回は30分くらい早かったはず。


小屋自体は翌週からの営業スタートなのでスタッフの方々が準備に追われていた。期間外でもテント泊は出来るの知っていたし800円払って前回とまったく同じところに陣取ったw



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後ろのベンチとテーブルが使い易いんですよね〜w


予想はしていたが期間外とあって自分以外誰もいない。好き者が現れるかなと思っていたが最終的に自分だけでした。まぁ1人だけならそれ相応の楽しみ方があるさw



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水を汲みクフを張って準備OK。BTスピーカーから流れる音楽を聴きながら持ち込んだ大量の酒を飲む。あぁ、贅沢な時間だ…。



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こんな時に持ち込むビールは常温でもイケるIPAとスタウト系に限る。まぁ冷えてることに越したことはないんだけどもw




ここって特に景色が良い訳でもないんだけどなんか凄く好きなロケーションなんですよね。同じ様な場所なら将監小屋も。この2ヶ所は奥秩父のマイフェイバリットですw


そんな感じなのでご機嫌になった僕は結局奥のボトルに手を出し、気付いたら夜の10時くらい!!どうやら1人で酔い潰れてベンチで寝てしまったらしい(恥)

前にここ来た時も1人でベロベロになって寝てしまったしアホだな…!


ツマミのジャッキーカルパスを食いまくって腹も減っていなかったのでシュラフに潜り込んでそのまま寝た。そう、アラームもセットせずに…!




翌日。



実は今日、遅くても14時までに家に帰らなければならなかった。なので道の駅を最悪でも11時には出なければならなかったのだ。それなのにアラームをセットしてなくて起きたら4時半を回っていたorz




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慌てて朝飯を済ませる。こんな事ならワイン飲まなければ良かった〜!とか、撤収面倒くさい、ビビィにすれば良かった〜!とかブツブツ言いつつ、なんとか5時半前に出発。困ったことに若干二日酔いという…oorrzz



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そういえばOMMの後、行方不明になり何処かに行ってしまったkinetic stoveの代わりに買ったSOTO ウインドマスターを初卸し。今さら感がハンパないがKinetic stoveに比べれば当然早いっすね。あと着火装置が付いてるのはこれはこれで◎。その分の重さには目を瞑ろうw



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小屋からひと登りで雁坂峠。抜の群に天気がいいがすでにTシャツで丁度いいくらい…。朝の涼しい時間帯にデカい↑↓はこなしてしまいたいんだけど…



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前回はガスってて何も見えなくてここから降りてしまった。だからこの先に進めると思うとなんだか感慨深い。言うてもド級のメジャールートなんですけどねw



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まずは雁坂嶺。地元から奥秩父主脈のスカイラインはよく見てるのでどこでどういう↑↓が出てくるか分かっている。



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この辺りは立ち枯れがすごい!風の影響なのかなんなのか分からないがこれがいい味を出している。たまに倒木なんかもあるけど…



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その倒木の皮を食んでる鹿ったらもう職人のレベル。ここまでツルツルにするの難しいんだよな〜w



破風山の登りからはトレポ投入でスピードアップ。少しでも甲武信ヶ岳へ行ける確率を上げるために。




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なかなかの急登を頑張り東破風山。この辺りの露岩を歩いていたらようやく逆方向から来たハイカーとスライドした。こちらもあちらも自分以外歩いていないらしい。こんなに天気がいいのに。



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今日イチの富士山アングルかなw



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国師ヶ岳かな。黒金山からのバリエーションが気になるこの頃ww



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西破風山。地元から見るとあの台形の山の右端か。ここからは笹平に向かって急降下。



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木賊山と三宝山の間にちょこんと甲武信ヶ岳。ここから見るとなんで百名山なのかまったく分からない…。それと木賊山への登り?エグいじゃないすか…



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12月に歩いた白泰山の稜線と後ろに八丁尾根〜赤岩尾根。実際はもっと奥まで見えていた。やっぱり地元の山が見えると上がるよなw



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そして来ました、破風山避難小屋。本来なら初日もう少し早立ちしてここまで来れれば尻カッチンな日曜がグッと楽になるんだろうけど…ここって出るんですよね…あちらの世界の方々が。この下の水場?で一家心中があったとかなんとか。小屋で寝てたら人の気配がしたとか視線を感じたとか起きたら土間が濡れてたとか…。奥秩父と奥多摩ってそういうのよく聞きますよね〜。


ちなみに僕はオカルト系はオールアウトです。ホラー映画も怖いレベル。避難小屋に泊まる計画を立てる時は「〇〇避難小屋 幽霊」って検索して何もヒットしなかった時のみ泊まる事にしてますw(ソロの時のみ)



なんだか不気味な感じがしたので即出発。しかしこの後、不思議な事が起きたのです…



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木賊山の登りが始まり、この写真の立ち枯れ帯を歩いてる時でした。


「あれ?なんか人の声聞こえる?」


山を歩いていると足音や風の音、鳥の声などが絡み合い人の声っぽく聞こえる事があると思います。でもそれって幻聴で立ち止まって耳をすますと人の声ではないんです。でも今回は違った。確かにはっきりと男と女の声が聞こえる。それも結構近い。


このスピードで歩いていて後ろから追いついてくる訳はないし(もしそうならどこかで追い抜かれていたはず)前から誰か降りて来るのかな?と思い登っていったけど行けども行けども誰も降りてこない。もしかしたら前を歩いていた?でもあれだけはっきり聞こえたなら追いついてもいいはずだし、そもそも破風山で会ったハイカーは甲武信ヶ岳からここまで誰にも会ってないと言っていた。


おいおい、マジかよ…これってあれか?あちらの世界の声を聞いてしまったって事か??いや、でもバリエーションに入っていた人がいたのかも…でもあんなとこにそんなルートあったっけ?それとも木賊沢を詰めてた人がいた??いやいや…


一体なんだったのか。まぁ僕の中での結論は

「聞いちゃった…」

という事でオカルト体験にしておきます。天気が良かったからいいものの、これでガスってて視界不良だったら恐怖ゲージ振り切っていたかもw



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急登が終わると雪がビッシリ!歩行困難なレベルじゃないので特にチェンスパは付けず。



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木賊山に到着。これで飛龍山からここまでの主脈セクションハイクが繋がった。残すは金峰山〜甲武信ヶ岳、飛龍山〜雲取山、六ツ石山〜奥多摩駅ですか。一番ハードルが高いのは六ツ石山〜奥多摩駅かな。マイカーハイカーの自分には歩く意味が無いという…


さて、時間なんだけど8時半くらいでかなり微妙。ここまでCTに対して7割とあまり巻けてないので甲武信ヶ岳まで行って戻ってくると1時間近くかかりそう。そうなると道の駅に着くのが11時を回ってしまう。って事は14時までに帰れない…。



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さよなら甲武信ヶ岳。何年か前に登ってるし別にいいかな。特段、いい景色だった記憶も無いし。



そうと決まればトレポをしまいウェストベルト締めて小走りで一気に下山してしまおう。上部は雪残ってるし慎重に。



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途中で見た鶏冠山がカッコよかった。面白そうなルートだし近いうちに登れたらいいなぁ。



戸渡尾根から徳ちゃん新道で降りたけどここは流石にハイカー多かったな。このルート、キツいって聞いたけど確かに登りだとキツいだろうな。結構長いし。まぁ個人的には登りで使う予定は無いかなw



1時間半くらいで下まで降りてきた。西沢渓谷に向かう観光客の好奇の視線を浴びつつ、ヌク沢で汚れを落とし道の駅に帰ってきたのは10時半過ぎ。いや〜甲武信ヶ岳行ってたら帰れなかったなw



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なんと三富では桜が満開でした。まだ桜を見れるとは思わなかった!



着替えを済ませ観光客でごった返す道をなんとか躱し14時ギリギリに家に帰る事が出来た。


二日間天気に恵まれて良い山歩きが出来たと思う。でも変な体験をしてしまった。ほんと山でのオカルトは勘弁してほしいです…w



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今回ずっと気になっていたNIKE ZOOM TERRAKIGER4を手に入れたので早速試してみた。正直言ってカラーにやられて買った感が強かったけど、完全にフィットしてるし泥にも岩にもグリップかなりいい。個人的にメインで履いてるinov8 Roclite295よりいいかもしれない。何が素晴らしいって急登の時に右足がヒールカップから浮かないって事だ。僕は右足首にボルトが入ってるので左に比べてどうしても可動域が狭くなりそういう事が起きてしまうんだけど、このシューズはそれが無いくらいフィットしている。これは普通に走っても間違いなく調子いいだろう。あとALTRAとかに比べると頑丈そうw

あまりに調子いいのでもっと早くに試せば良かったと後悔してます。これからはよくチェックしてNEWカラー出たら買いだな〜。すぐに値段上がるしorz




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おしまい







by gyalic_18000 | 2018-04-25 00:13 | 奥秩父 | Comments(0)

軽めの道具で山を歩いたり走ったりする男のブログ


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