奥多摩

e0329049_19535557.jpeg

鈍足会の重鎮と奥多摩へ。








もう残雪期だし新潟でも行って前に頓挫してしまった未丈ヶ岳への雪稜で一夜を過ごしてこようかな~なんて思っていたんだけど、ふと思い出した。ん?南の方へ行けばそろそろ奴が動き出す季節じゃないか?...と。雪と寒さに弱いイメージしか湧かない奴。そう、鈍足のヒロシだ(最近は鈍足とは呼べなくなってきているけれどもw)。


まぁ連絡してみてダメなら新潟に行こう!と思いダメもとで聞いてみたら行きましょうと。さすがノリの良さとフットワークの軽さは一級品であるwww


とりあえず御岳駅のセブンに9時くらいに集合して小河内ダムの駐車場から歩き始めた。目的地は日蔭名栗山。僕はあそこで一泊したくて何回か足を運んでいるんだけど未だに実現していない。その数3回!orz


一回目→そもそも辿り着けず(鈍足のヒロシの限界キタw)
二回目→到着するもみぞれ、ドロドロすぎる地面、ペグがまったく刺さらない凍った雪~で下山
三回目→日原から向かうも猛烈にガスってきて萎えて下山


ほとんどメンタル敗退なんだけどな。なので今回こそは!って思いは強い。でもそんな気持ちとは裏腹に見上げる稜線上はやけに白い物が残っているという..



e0329049_18291835.jpeg

石尾根へのアプローチは水根沢林道で。途中、何ヶ所かデブリが残っていたけど通行に問題は無し。




e0329049_18294840.jpeg

それにしてもさすがは低山、杉ばかりのトレイル上に残された雪には黄色い粉が...。花粉症じゃないから問題ないけどこれは来る人によってはデスマウンテンになり得るな...。


e0329049_18303207.jpeg

石尾根縦走路に合流。しかし標高を上げていくとどんどん増えていく積雪。どうやら21日に降った雪がかなりの量だったらしく稜線上は大体スネくらい。多い所だと膝上くらいまで。しかも水分を多く含んだシャバ雪なので完全に想定外。




e0329049_18313325.jpeg

足元はローンピークだしゲイターは無い。防水ソックスを履こうにもここまで濡れてしまったらもはや意味はないだろう...。



e0329049_18321671.jpeg

鷹ノ巣山は翌日に登る予定だし巻道を選択するもまさかの膝ラッセル!意地で200mくらいは進んだけど足が千切れそうなくらい冷たくなり大人しく戻った。これは意地を通すならスノーシューの出番だったな。奥多摩なのにw



e0329049_18325958.jpeg

鷹ノ巣山へのトレイルは踏まれているし問題無し。最初からこっちだったかorz



e0329049_18334897.jpeg

そして振り返るとビックリするくらいどんよりしている。あれ?この週末は晴れるんじゃなかったっけ??



e0329049_18343278.jpeg

鷹ノ巣山着。結構苦労したな~。鈍足のヒロシは最初こそいいペースだったが雪が多くなってからは「アースアース」言ってキツそうだった。「アースアース」ってのは口じゃ説明できない奴の呼吸法ですねw



e0329049_18282681.jpeg

マジで天気悪いので先を急ぎます。あぁ、あそこに今日のテン場が見えてますね。でも二人の結論はすでに出ている。



e0329049_18362146.jpeg

ほんと雪多め。



e0329049_18412557.jpeg

さあ着きました。今日の目的地の鷹ノ巣山避難小屋!...え?日蔭名栗まで行くんじゃないのかよ??

そんなの心折れたに決まってるじゃないすかw

膝下は濡れてるし整地するには結構頑張らないとだしなにより日蔭名栗山まではトレース見えないし。このブログを呼んでくれてる人なら知ってると思うけど、僕ら意地でもテント張って寝たいタイプではないんで。こういう時はいいんすよ、小屋でw


思いは強い!って冒頭で言ってたじゃねーかよ!...ってのはこの際無かったことにしてしまおうww


e0329049_18380225.jpeg

さて、小屋に入ると先客が5名。同じグループのおっさんだ。僕らの足元を見て「それで来たのか!?」と言われたので「はい。想定外でーす」としか言えなかった。特に干渉してくるわけではなかったのであちらはあちら。僕らは僕らで盛り上がった。



e0329049_18384669.jpeg

酒は持てどもツマミに何の気も遣わない乾物クソ野郎のヒロシ君。さすがの僕ですら網とウィンナー持ってきたというのに...。これからこういう宴会重視のハイク時は何か気の利いたツマミを一品用意することをルールにする事に決めた。そこの髭男長、あんたもだw



e0329049_18393601.jpeg

スーパーヒーターで暖を取りつつ。こういう避難小屋でも向かい合った真ん中で使えば二人の間の空間は暖かくなるのでありがたい。



おっさん達が20時には寝るからと言ってきたのでそれに合わせてこちらもシュラフに入った。盛り上がってたしもっと起きてても良かったのにな。ひと通り音楽を聴いたしイヤホンを外したらやたらとデカいいびきが聞こえてくる。おっさん頼むぜ~と振り向いたら隣のヒロシだったorz


あれだけおっさんいてお前かよ!とても耳障りな甲高いいびきで辛い...。耳栓は行方不明だし仕方なくBTイヤホンを耳栓代わりに付けたら遮音バッチリで朝まで快眠でしたw




翌日。



起きたら6時半くらいでみんな起きてた。ヒロシ曰く、おっさん達は何も気にすることなく5時にはトーン全開で話し始め最悪だったらしい。って事はマジで遮音性能ヤバいな、これは。今度から耳栓要らないわ。ササッと朝のルーティンを済ませて7時半くらいに出発。



e0329049_18371547.jpeg

さようなら避難小屋。無かったら危うくテント張る羽目になってたっす!




e0329049_18420854.jpeg

煩悩系装備を消化し3kgは軽くなった我々のOWN。やっぱり楽なバックパック!!



e0329049_18425080.jpeg

今日は朝から天気バッチリ。どピーカンと言うヤツです。気温は結構下がったらしく雪も締まっててチェーンスパイクでトレース外を快適に登っていける。



e0329049_18435248.jpeg

e0329049_19474319.jpeg

2度目の山頂からは昨日見えなかった富士山や南アルプスetc...


奥多摩...それも晴れた石尾根は骨折後のリハビリ以来なので新鮮だった。深い谷から一気に立ち上がるのに里山感もちゃんとある。こういうの好きです。ハイスペックな里山って感じがしてw



e0329049_19484576.jpeg

あまりに天気がいいのでもっとのんびりしていきたかったけど、時間が経つと雪が緩んで潜るしね。名残惜しいけど出発。水根沢のピストンでも良かったけどさすがにつまらないし六ツ石山へ向かった。左に長沢背稜を眺めつつ気持ちいいハイクだ。当初はこの週末、そっちに行くはずだったんだけど雪がヤバそうだったな。しかもバリエーションだし...



e0329049_19491787.jpeg

六ツ石山着。ここからダムまでのトレースが無かったらどうしよう!と思ってたが杞憂でした。むしろ結構な数のハイカーが上がってくる。やはり上に来れば来るほど雪が増えてきて不安だったようで状況を聞かれまくったな。



e0329049_19503607.jpeg

こちらは六ツ石山過ぎてチェンスパを外し、二次元について熱く語ってくるヒロシを尻目に俺はやっぱりリアルでいいや~と改めて思いつつダムまで降りてきた。濡れと蒸れで殺人的なスメルを発しているシューズとソックスを厳重に封印し、ダム資料館でダムカレー(割と美味かったw)食べて帰りましたとさ。



e0329049_19510829.jpeg

そういえば最後の最後で猿の群れに遭遇して一触即発...にはならなかったけど何事もなく無事に帰って来れて良かった。下界の春の陽気にあてられて浮かれたヒロシのワードセンスはやはりおもしろかったなw



e0329049_19524299.jpeg

おしまい





by gyalic_18000 | 2018-03-26 19:54 | 奥多摩 | Comments(0)

軽めの道具で山を歩いたり走ったりする男のブログ


by gyalic_18000
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31