裏越後三山 -Day1-
2017年 10月 10日
今年もここに帰ってきました!
去年ようやく歩くことが出来た裏越後三山。思った通り最高のトレイルでした。その時来年もまたここを歩けたらいいな〜と思っていて、夏の終わりくらいから男長に、
「10月の3連休は絶対に空けといてくれ!!」
と伝えておいた。なぜなら男長もここを歩きたかったのに去年は仕事で来れなかったからだ。早めに伝えておいて確実に来てもらう作戦w
そして男長の他に百名山ハンターのアヤちゃん(ルート上に越後駒ヶ岳がある)と、小さな鉄巨人エマちゃん(トルデジアン340km完走後、白馬岳に谷川馬蹄形を連続で歩いての参戦!)を加えた4人で歩く事になった。1人で黙々と歩くのもいいけど、それは去年やったしな。次々と現れる↑↓も皆んなと歩けば辛くもないでしょw
夜のうちにトレイルヘッドの奥只見は銀山平に着いて車泊。例によって荒沢岳のPは一杯なので白光橋のPに停めた。(そもそも荒沢岳のPは車泊禁止)
朝方雨が降ってるしガスってるし選択ミスったか?と思ったが、出発する頃には青空も広がりハイク日和に。
歩き始めたのは8:30位だったかな?今日の行程は荒沢岳を越えて杜夢平のテン場まで。核心は荒沢岳までの急登と前嵓の鎖場かな。まぁ男長はともかく女子2人もその辺のハイカーとは比べるべくもないので大丈夫でしょうww
荒沢岳はこれで4回目。ルートも分かりきってますけどやっぱり急登だな。しかも今日はやたら気温が高くて湿度も高い。
自分以外はみんな短パンだったけど猛烈に後悔した。開始早々、お尻がおもらし状態という…w
ぼちぼち前嵓への鎖場が近づいてきたかな?ってタイミングで周りがガスってきた。なかなか安定してくれない天気だ。
前嵓へのトレイルはこんな感じ。やっぱり最後のくノ字の岩場は混みますね。いつも濡れてるけど朝雨が降ったし余計に濡れてる気がした。
と言ってもそこはこのメンバー、誰もビビる事なく突破。寧ろおもしろ〜い!とか言ってるくらいだし。頼もしいわw
紅葉やばし!当たり年って言うくらいだし半端じゃなかった。去年はあと10日ほど遅く来たけどこんなに燃えてなかった。
前嵓からはひたすら激登りなのでここでチャージ。ここまでは約3時間。まぁこんなもんか。
前嵓から激登りをこなし荒沢岳の肩に着くもガスってしまっている。晴れていれば正面に平ヶ岳がドンッ!と見えるはずなんだけど。しかしだ…
あんなにガスっていたのに荒沢岳の山頂に着くや否やどんどん雲が取れて一気に晴れてきた!これには一同マジで感動した。なんたるドラマチック感!!
個人的には荒沢岳から眺める裏越後三山トレイルをみんなに見てもらいたかったので本当に嬉しかった。実は密かに涙腺緩んでましたwww
心の底からホッとした〜。男長、ありがとう、めちゃくちゃいい写真だよ!
ちょっとポエマーになるけど、荒沢岳よ本当にありがとう。お陰様でみんなに感動を与える事が出来た!やっぱり越後の山でもっとも愛すべきピーク、それはお前だw
ここから杜夢平のテン場まではマジでやばいトレイルが続く。まぁ多くを語る必要は無いな、写真でどれだけ素晴らしいか見てもらいたい。
雰囲気だけでも伝われば。自分が特別この辺りの山が好きだからって言うのもあるけど、とにかく綺麗なトレイルが続きます。荒沢岳まで登ってしまえばあとはのんびりと楽しめるのでとてもオススメ。
ちなみに男長のPAC-Sの背面ポケットから覗く北海スルメが漢気を放っていた 笑
俺たちやっぱり越後の山が好きだぜ!!
…さて、本日のラスト、源蔵山まで来ました。ここまで来るとテン場が見下ろせるんだけど、ん?結構なテントの数だな…。大丈夫か??
約7時間、ようやくテン場になる杜夢平に到着。結構掛かったな…。やっぱり三連休と紅葉の効果でテントの数は多い。去年なんて自分含めて4張しか居なかったのに。
さぁどこに張ろうか?写真の草原は一見良さそうに見えるけど実はかなりの湿地帯。しかも前日の雨で去年よりも水が多い。自立式なら未だしもフロアレスの自分らにはちょっと…
去年張った樹林帯はいっぱい、ではトイレ(スコップが置いてある青空トイレw)の入口はどうか?…こっちは見事に空いてましたw
場所も決まったことだし、まずはコレでしょ!7時間も歩いて後半はみんなビール飲みたい!言いまくっていたしw
テント設営の前にまずは水を汲みに。陽の水と言う名の水場は相変わらずバシャバシャ出ていました。そしてやっぱり帰りが辛いw
gatewoodとクフとシャン1でニンジャタープを囲むレイアウト。張ったそばから結露し始めるほどの湿気には参ったけどorz
ではやりますかーw
今回は結構ヘビーなルートなので料理とか無し。ひたすら乾物で攻めた。そんな中、エマちゃんが持ってきてくれた馬肉は最高だったなー。
夕方の越後駒ヶ岳。前回はこの時間帯に隣の巻倉山まで登って1人飲んでいたっけ。それとその途中から杜夢平のテント場。どれだけロケーションいいかわかるでしょう?w
夕飯は図らずとも全員持ってきていたスタンドコジーで。個人的にこれは2017年Gear of the year だと思う。いや〜このアイデア出したアヤちゃんって天才だわーw
周りとは少し離れていたのでボリューム落としつつ夜の部も。
撃沈w
また復活するから!とか言って寝てしまったが起きた瞬間、かの9%をグビグビする辺り流石である。まぁ男長が起きたと同時に僕らは寝たけどwww
day2に続く…
by gyalic_18000
| 2017-10-10 22:36
| 新潟の山
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