赤岩尾根

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2年越しの藪岩稜線に行ってきた。










西上州の山々に魅せられた時から頭の中にあった赤岩尾根。ルートファインディングに岩の技術となかなかハードな印象を持っていたので二の足を踏んでいた。

2015年ももうすぐ終わり。今年はいろいろと挑戦したから1年間の山行の総括として申し分ないルートなので行くしかないでしょ!


クソ寒い中、団長と道の駅大滝温泉で車泊。夜が明けた6時半くらいに登山口のニッチツ跡地に向かいます。前日の寒さがとてつもなかったので心配だったがこの日は風もなく穏やかな寒い日だったw

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先客1台。窓開きっぱなしだけど…

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昔の盛期を思わせる廃墟がずらり。夜来たら多分オカルトだな…

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ここからハイクアップ。すでに赤岩岳が目の前!

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植林帯をスイッチバックで登ってようやく雑木林のトレイル。ここのところストレッチをサボってるせいか妙に疲れる。ダメだな〜サボっちゃw

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久しぶりの赤岩峠。今回は大ナゲシはパスして赤岩岳に向かいます。

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北側からルンゼを登る。ここで先行者に追い付き先頭に立った。

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少々鎖場が出てくるが問題なく赤岩岳に到着。

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大ナゲシが目の前。

快晴無風、先週もそうだったがこんなにもいい天気に当たるとこの先不安になるww

さぁいよいよここからバリエーションルートの赤岩尾根に入っていく。まずは前衛峰を落としに行きますか。

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稜線トレイルから見たニッチツ。自分の車も確認出来るくらい。山が一気に立ち上がっているかがよく分かる。

そのうち目の前に岩壁が現れる。前衛峰への登りだ。正面の高度感のあるガバフェースを登るか北面のルンゼを行くか。

見たところルンゼにはロープが垂れている。正面も今となっては行けたと思うがルンゼを選択した。ちょっと過剰にビビりすぎたかもねw

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ルンゼ取り付きまでの1mくらいのトラバースが怖い。ホールドもガバよりは形状ガバでいまいち安心出来ないかな。

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落ちたら確実にサヨウナラ〜ですね。全く気が抜けない。

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まさに西上州的なw

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前衛峰の先から見た1583m峰。右の岩壁の中にルートがあるみたい。不安50期待50な感じ。ここから見るとかなり傾斜があるように感じるけど…

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岩壁の取り付きまでも安心出来ないトレイル。

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いよいよルート核心部に入ります。直下まで行くと思った程傾斜はなくてホールドもたくさんある。それなら少々気を付けつつ楽しく登っていけるねw

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自分が先に登り団長を見下ろす。上から見るとすごいスケールの壁だな!

簡単とはいえ落ちたらもちろんサヨウナラ〜ですよw

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ここを登れば核心の終わり。スタートしてから感じていたなんとも言えないプレッシャーから解放された瞬間。ここさえ登ればルートファインディング出来ればなんとかなりそうだったので。

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この先にはP4〜P1とピークが続いて行きます。

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途中の稜線の末端から。雲がなくて本当に景色がいい。雪を被ったアルプス、上信越や日光の山、八ヶ岳etc…。景色が少しでも開けるといちいち歩みが止まってしまうw

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途中の小キレットを跳ぶ!今は別に跳ぶ必要はないんだが。

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狭い岩場をハイステップを駆使して乗り越え…

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岩壁の末端へ迷い込んだりしながら…

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P3。P4は何処だったのか…

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P2。うねった松のあるピークでわかりやすい。

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残すはP1のみ。でもネットで調べるとP1は巻いてしまう人が多いみたいなので気を付けて進んでいく。

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あぁここか。確かに岩峰に続くと思わしきトレイルが南面に走っている。でもこれを行くと巻いちゃうんだろうな。

よく見ると岩峰に直接登れそうなルートが見える。それを右寄りに登って行くとP1に着いた。

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赤岩尾根最後のピークP1。6つのピークの中でもっとも展望がいい。ちょっとこの展望はヤバすぎますよマジで!

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両神山が近すぎますね。

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超えてきた赤岩尾根のピーク達。

360°の大展望が憧れのルートの締め括りに相応しい。それと同時に憧れのルートがもう終わってしまうのか…。そんな思いもある。少し寂しい気持ちになったのは団長も!のハズ…w

のんびり景色を眺めながらとても気持ちいい時間を過ごせた。あとは八丁峠を経由して下山するのみ!

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高速下山!充実した赤岩尾根に比べれば上落合橋までのトレイルなんて退屈そのもの。

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最後は極上藪岩トレイルの余韻に浸りながら車道歩き。

そういえば駐車場に戻ったら猟友会が何人もいて物々しい雰囲気だった。稜線上でも猟銃の音聞こえたし猟犬の鳴き声も。熊でも出たのかな?

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〆はせっかく秩父方面に来てるので団長をズベールに連れて行った。ナン2枚で御満悦!


……
………西上州きっての藪岩稜線をついに踏破する事が出来た。

率直な感想としては思っていたよりも難しくなかったかな〜。同じ西上州の藪岩ルートなら桧沢岳北西稜、マムシ岳のザレたクライミング、さらには三ツ岩岳〜大津の核心の岩場の方が恐怖を感じた。

景色や雰囲気に精神が高揚してそう思っていただけかもしれないけどね。

これで西上州最奥になる上武国境稜線が帳付山から両神山まで繋がった。欲を言えば帳付山から南天山、両神山の狩倉尾根、も繋げたいがこちらはなかなか厳しそう。

機会があったらやっていきたい。

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おしまい


















by gyalic_18000 | 2015-12-21 18:40 | 群馬の山 | Comments(0)

軽めの道具で山を歩いたり走ったりする男のブログ


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