奥武蔵
2014年 12月 16日
初冬のトレイルを満喫してきました。
いまいちULハイカーになりきれていないHことヒロシとは2014年最後になるであろうハイクに行ってきました。個人的にはまだ行きますw
ヒロシとのハイクはお盆の飯豊以来。個人的に奥多摩の方に行ってたみたいなので少しは成長したかと思ったけど、どうやら今回のルートは少々荷が重かった様子。
「俺、ヌルかったっす!」
だそうですwww
ちょうど7時くらいに芦ヶ久保からハイクアップ。まずは武川岳を目指します。約2年前に団長と行ったルートだけど今回はまだ雪が無いのでトレイルの雰囲気も違う。滑ることに対して気を遣わなくていいのは楽だねw
二子山までは結構登らされます。早くもバテ気味のヒロシ。自分はそれに着いていくだけなので何の問題もなしw
このローンピークは群馬の某大型アウトドアショップで展示品限り10000円!という破格で手に入れたもの。しかもマイサイズだったので即買いでした。今回履いておいてガチラン用に眠らせておく予定。
冬のジョグ用に買ったSalomon TRAIL RUNNER WARM PANTもキャプ4のタイツとの組み合わせで走らなくても寒くならなかったです。この組み合わせは冬の里山に最適な気が。
やっぱり山で履くパンツは細い方が個人的にスタイリッシュだと思うんだけどw
しばらく登ると稜線に出ます。このルートはここからの雰囲気が抜群にいいんだよな~
二子山直下の急登は結構なものです。前回は凍りついてて苦戦した記憶が。
二子山雌岳で小休止。ヒロシの手拭いスタイルも健在。もう少し見た目気を遣えばいいのに。手拭いをローカスの物にするとか。この辺りは違う意味で健在だったorz
雑木林の尾根が続きます。トレイルの幅も広くとても走りやすい道なので・・・
ヒロシを先行させてしばらくしたら走り出す~という感じで軽く走りました。最高に走りやすい!このルートはトレーニングに最適だと思う。もう少し家の近くなら頻繁に通えるんだけどな。
抜けるような快晴で谷川岳の方までくっきり。焼山山頂の展望は相変わらず素晴らしいです。
もはや手拭い部長と呼んであげたいくらい手拭いが似合うwww
焼山を越えた辺りから日陰に薄く雪が積もっています。ソックスがDrymaxだけなので指先が冷たくなってきたけど許容範囲。
蔦岩山辺りのトレイルはマジで美しい。里山とは思えないほどの奥深さだと思う。人もいないしね。
武川岳に到着。このUDのベストに括り付けてあるR2ジャケット、やっぱり嵩張りますね~。最近デイハイクでザックを背負う気がまったく無い自分にはフリースは嵩張って邪魔。暖かいし使えるんだけどここはキャプ4フーディでしょ~早く手に入れないとな~
さて、前回はチェーンスパイクを所持してなくて凍った武甲山方面を諦め伊豆ヶ岳に向かった訳だけど今回は雪もなく武甲山へ向かえる。ヒロシのHPがまだ半分くらい残ってんだろ~ってことで進路は西へ。
写真で見てもわかるくらいの急坂を下っていく。落葉が滑ってなかなかスリリング!せっかく稼いだ標高が・・・ヒロシにとっては最悪ですorz
妻坂峠。かなり下らされたのでここから次の大持山までは400mくらい登ります。ヒロシの空元気が痛々しい・・・
延々と登ることになるヒロシ。口数は明らかに減りみるみるペースも落ちてくる。自分もよく聞く高尾だの陣馬だの~って行ってるみたいだけど間違いなくこちらの方がキツいらしい。そりゃそうでしょ!
このルートは初めてだったけど最高すぎますね。奥武蔵のポテンシャルが半端ない!メジャーな山ばかり行って満足してる人はこういうマイナールートには来ないんだろうな。勿体無いね。この辺りだと武甲山で満足しちゃってるとか。もう少し足を延ばしてこっちまでくればいいのにと思う。
大持山の肩?に一足先に到着。都心方面の展望ヤバし。例の如くスカイツリーを探してしまう・・・w
必死に登り続ける人。メンタルは強くなったな!
大持山~子持山間は雪付きのトレイル。岩場なんかも出てきて滑ると危険なので気を遣う。限界に近いヒロシを好展望の岩場まで鼓舞して進ませる。
歩いてきた山を反対側から。こうしてみると結構な距離w
今回のルートで一番楽しみにしていた展望。11月に歩いた長沢背稜をこちら側から眺められる贅沢。やっぱり東京埼玉の県境稜線は素晴らしいですね。ヒロシの彼女の話だとこの岩場は雨乞岩と言うらしく、パワースポットだそうです。結構高度感あって怖いけどw
このルートの魅力は石灰の採掘で無残な姿になっている武甲山を裏側から眺められることだと思う。でも一直線に付けられたトレイルにヒロシは愕然・・・ww
シラジクボの辺りでついにトレポを出すヒロシ。最近は使わないようにしているらしいです。
ジグザグの急登を登っていく。振り返ると大持山、子持山の稜線。でも彼はそれを眺めている余裕はないようですwww
ようやく山頂へ。結構な数のハイカーがいます。とりあえず展望台へ。
北側の展望がデカい。地元の方は朝より雲が増してます。しかも雪雲っぽいのが・・・。採掘現場を上から見下ろせるのもポイント高い。
ともあれ何回も見上げていた武甲山を登ることが出来た。単品で登ってもつまらないのでこのルートで来れて良かったなw
この時点で時間は13:00前。ヒロシもヒーコラ言いつつCTは巻いてます。橋立に降りるか一の鳥居に降りるか・・・。ヒロシ的に下りならまだイケるって事らしいので一の鳥居へ向かう事にします。
杉林の中をひたすら下っていく。大杉や不動滝と経てようやくアスファルトの道。団体もいて武甲山単体でみればやはり人気の山なんだな~と実感した。
一の鳥居に到着。ここまでかなりいいペース。下りになると途端に元気になるね~w
ここから横瀬駅まで鬼の車道歩き。正直、心優しい誰かが
「どこまで?乗ってく?」
って言って乗せていってくれるかも・・・と二人して期待していたけどまぁそんな事がある訳もなくきっちり横瀬駅まで歩かされました。実際、一の鳥居まではほとんど疲労感は無かったけど、この車道歩きで一気にやられた・・・。
この石灰の工場の横を延々と歩かされるので飽きてくるんだよな~。ちょっと空気悪いし。
最後は横瀬駅から芦ヶ久保駅まで電車で戻る。西武池袋沿線の山は登山口と下山口が違っても電車で戻って来れるから計画も楽です。
そんな感じで終了。総距離は車道歩きまで入れれば20km強くらい?なんだかんだでヒロシもよく歩いたと思う。お疲れさん!来年も行きましょう!
自分は一度行った山はしばらく行かないタイプなんですけどここは別。次は走りに来たいと強く思った。近いうちに再訪決定!
おしまい
by gyalic_18000
| 2014-12-16 15:12
| 埼玉の山
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